講演情報

[16p-D62-3]ガンマ線照射によるPADC飛跡検出器の構造変化

〇小日向 大輔1、貞光 俊斗1、木本 敦1、勢一 隼人1、山田 怜央1、楠本 多聞2、金崎 真聡1、小平 聡2、藤乗 幸子3、誉田 義英3、山内 知也1 (1.神大院海事、2.量研、3.阪大産研)

キーワード:

固体飛跡検出器、ガンマ線照射、ポリアリルジグリコールカーボネート

吸収線量10から210 kGy、線量率0.04から8.24 Gy/sの範囲でガンマ線照射によるPADC試料の構造変化を調査した。その結果、エーテル基の減少とヒドロキシル基の増加が相関していることが確認された。これから、ガンマ線照射によってエーテル基が切断され、ヒドロキシル基が生じると考えられる。また、カーボネートエステル基を構成するC=OとC-O-Cの減少も認められた。

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