講演情報

[17a-A22-5]超伝導transmon型量子ビットの集積化における周波数衝突解析

〇井ノ上 慎一1、白井 菖太郎2,3、渡辺 柊1、松浦 康平1、Li Rui2、玉手 修平2、野口 篤史2,3,4、中村 泰信1,2 (1.東大工、2.理研RQC、3.東大先進、4.InaRIS)
PDFダウンロードPDFダウンロード

キーワード:

超伝導量子ビット、周波数衝突、集積可能性

量子ビットの集積化において課題であったtransmon型量子ビットの周波数衝突を回避する方式としてカプラー駆動方式が提案された.この方式は高強度のドライブを必要とする代わりにstraddling regimeと呼ばれる従来までの制約を回避でき,小規模な系では周波数衝突に対して高い耐性を持つことが明らかになった.
本公演では,数値・解析的アプローチによりカプラー駆動方式の周波数衝突の条件の定量化を試み,周波数配置の数値最適化と歩留まりの算出について議論する.

コメント

コメントの閲覧・投稿にはログインが必要です。ログイン