講演情報

[17a-A24-5]ジピラニリデン誘導体を基盤とするn型分子ドーパントの開発

〇瀧宮 和男1,2,3、松尾 崇也2 (1.理研CEMS、2.東北大院理、3.東北大AIMR)
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キーワード:

有機半導体、電子ドーパント

多段階レドックス分子であるジピラニリデンを基本骨格にn型有機半導体への電子ドーパントとして機能し得る安定な化合物の開発を試みた。その結果、N,N-ジメチルアミノフェニル基を持つ誘導体において、顕著なHOMO準位の向上が認められ、代表的なn型半導体高分子であるBBLに対し、電子ドーパントとして機能することが明らかとなった。また、蒸着可能なn型ドーパントも見出しており、C60を用いたTFTの接触抵抗の低減にも成功した。

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