講演情報
[17a-A24-6]クロスリンク型有機超塩基ドーパントによる高安定性n型カーボンナノチューブの創出と熱電モジュール応用
〇西中 茉佑子1、小柴 康子1,2、衛 慶碩3,4、舟橋 正浩1,2、堀家 匠平1,2,3,5 (1.神戸大院工、2.神戸大先端膜工学セ、3.産総研ナノ材、4.筑波大院理、5.神戸大環境セ)
キーワード:
カーボンナノチューブ、熱電発電、n型ドーピング
二環式有機超塩基(TBD)をデシル基で連結した「クロスリンク型有機超塩基ドーパント(2TBD-C10)」を適用することで、空気、熱、湿度に対して長期安定なn型カーボンナノチューブ(CNT)が得られることを明らかにし、ドーパント分子構造の改良がCNTドープ状態の安定性向上に有効であることを示した。n型CNTを用いてオールCNT熱電モジュールを試作し、出力評価およびワイヤレスセンサへの給電を実証した。
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