講演情報
[17a-A33-1]高忠実度なプログラマブル光ユニタリ変換回路と長距離空間多重光伝送における信号処理アシストへの応用
〇中島 光雅1、芝原 光樹2、池田 幸平3、川合 暁2、小林 孝行2、宮本 裕2、橋本 俊和1 (1.NTT先デ研、2.NTT未来研、3.NTT物性研)
キーワード:
光コンピューティング、アナログ計算、光ファイバ通信
プログラマブルな光回路を用いたユニタリ変換回路は,光学的に線形行列計算が可能であり,計算機や光情報処理応用への期待が高まっている.特に,現在の光通信においては,デジタル信号処理(DSP)による信号補償が広く用いられているが,空間多重(SMD)光通信などの次世代伝送においては,大規模化に伴う困難性が指摘されており,光計算による処理のアシストが着目されている.本稿では,石英光導波路にて高忠実度な8x8ユニタリ変換回路を作製し,3モードファイバを用いた1300km級SDM光通信に適用し,DSP処理負荷の低減について検討したので報告する.
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