講演情報

[17a-A37-8]複数のライン集光ビームを回折する体積ホログラフィック光学素子の作製

〇(M2)玉井 裕基1、茨田 大輔2 (1.宇都宮大学光工学、2.宇都宮大学 CORE)
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キーワード:

体積ホログラフィック光学素子、赤外光、光パターン

VR/AR技術が注目を集めているが,装着型のデバイスは長時間使用による負担を減らすために軽量化が検討されている.三次元計測技術を併用すると,リアルタイムで空間認知や3Dモデルを生成することが可能となる.本研究では,ARコンバイナと3Dスキャン用の光パターン生成素子を一体化させることによって,三次元計測機能をもつ軽量なARデバイスを作製することを目的とする.本研究グループでは軽量かつ広視野・広アイボックスのARコンバイナの実現のため円筒波体積ホログラフィックコンバイナを提案してきた.これは,この素子が複数のラインビームから広がる白色光をそれぞれ異なる角度で平面波として回折するような効果をもつ.この特性を利用すると,赤外光の複数のライン集光も可能であると考えられ,これをストラクチャードライト法で使用するパターンとして用いることが可能である.本研究ではこの光パターンを生成について検討する.

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