講演情報

[17a-B3-3]プロトン伝導性酸化物BaSn0.6In0.4O2.8膜の格子歪みと電歪特性

〇(M1)岩崎 航平1、吉野 正人1、長崎 正雅1、山田 智明1,2 (1.名大工、2.東工大MDX)

キーワード:

電歪、プロトン伝導性酸化物、エピタキシャル膜

近年、In3+添加BaZrO3をはじめとするいくつかのプロトン伝導性酸化物が、水蒸気が溶解することで大きな電歪効果を示すことが発見された。本研究ではBaSn0.6In0.4O2.8のエピタキシャル膜を創成し、水蒸気溶解による格子歪みと電歪特性を測定することを目的とした。水蒸気溶解処理を行った試料に対して静的な電場を印加しながら2θ/ωスキャンを行った結果、電場の方向によらず格子定数が減少し、負の電歪効果を示す可能性が示唆された。

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