講演情報
[17a-C32-6]アルミナ導波路を用いた可視光量子光学回路向けビームスプリッタ
〇山口 拓人1、伏見 直樹1、肥田 勝春1、宮武 哲也1、宮原 昭一1、宮澤 俊之1、河口 研一1、石原 良一2、佐藤 信太郎1 (1.富士通、2.デルフト工科大)
キーワード:
ビームスプリッタ、可視光導波路、アルミナ
ダイヤモンドのカラーセンターにおけるスピン状態を利用した量子コンピュータは、モジュール化により集積化が可能となるためスケーラビリティに優れている。本研究では、可視光域で低吸収損失を示すアルミナを用い、導波路型ビームスプリッタの設計・作製を行った。数値計算結果と同様に、導波路間のギャップに応じて光分岐比が変化する結果が実験的に得られ、1:1で分岐可能なデバイスを実現した。本デバイスを低損失光素子と融合させることで、量子ビット間のエンタングルメント生成が可能な量子光学回路を構築することが期待される。
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