講演情報
[17a-P01-5]ニッケル触媒薄膜上に成長させた鉄内包カーボンナノチューブの磁気特性におけるプラチナ添加の効果
〇矢野 裕己1、藤原 裕司1、佐藤 英樹1 (1.三重大院工)
キーワード:
鉄内包カーボンナノチューブ、強磁性材料、保磁力
カーボンナノチューブ(CNT)の空洞部分に鉄(Fe)ナノワイヤが充填された鉄内包CNT (Fe@CNT)は,硬質強磁性体として有望である。本研究では,Fe@CNT成長用触媒薄膜にプラチナ(Pt)/ニッケル(Ni)積層薄膜を使用し,Fe@CNTを成長させた。触媒膜厚比がPt/Ni = 0.2 nm/1.0 nmの基板を用いてFe@CNTを成長させたところ,最大保磁力2.19 kOeが得られ,Ptを添加しない場合と比較して高い保磁力が得られることが確認された。
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