講演情報
[17p-A21-3]界面の分子工学で進化するペロブスカイト太陽電池
〇宮坂 力1 (1.桐蔭横浜大学)
キーワード:
ペロブスカイト、パッシベーション、界面の改質
ペロブスカイト太陽電池の設計において、多くの有機化合物が、結晶の粒界のパッシベーションにはたらき、また電極とペロブスカイトの界面には電流を整流する自己組織化単分子膜として大きな効果を示している。後者によってHTMが不要となるシンプルな構造が高性能を実現している。本講演では、有機分子による界面の改質によって太陽電池のエネルギー損失を減らし、光電変換の電圧出力を高めることにつなげる技術を中心に研究成果を紹介する。また、実用化に向けて、大面積モジュールの製造において問題となる生産技術の課題にも触れる。
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