[17p-A23-1~11] カーボンナノチューブの物性・応用研究の最新動向

17:50 〜 18:20

[17p-A23-10] 住友電工におけるカーボンナノチューブ線材の研究開発
－変遷と展望について－

〇大久保 総一郎¹、藤森 利彦¹、谷岡 大輔¹、井上 寛隆¹、高倉 章¹、日方 威¹、小野木 伯薫¹ (1.住友電工（株）)

キーワード：

カーボンナノチューブ、CNT、次世代電線

住友電気工業株式会社においては、次世代電線の実現を目指して各種材料の探索を進めてきた。当初より高温超電導と並び炭素材料、特にカーボンナノチューブ(CNT)にも注目しており、2011年には専属チームを立ち上げてCNT電線の開発を開始し、現在に至る。国プロ等の支援により1kmのCNT線材作成を達成した。今回は当社におけるこれまでのCNT線材開発の経緯を報告する。