[17p-A34-1~17] 3.10 フォトニック構造・現象

15:30 〜 15:45

[17p-A34-10] ツイスト積層バレーフォトニック結晶に基づく微小共振器の検討

〇石井 佑樹¹、伊藤 貴裕¹、トルーシン ステパン¹、岩本 敏²、太田 泰友¹ (1.慶応理工、2.東大先端研)

キーワード：

モアレ超格子、バレーフォトニック結晶

グラフェンなどの層状物質は、回転積層によりモアレ超格子を形成することで、バンド構造が変調され新奇な物性が発現する。同系の光学アナログとして六方格子2次元フォトニック結晶(PhC)を利用した系では、特定のツイスト角でフラットバンド光局在が生じることが報告されている。今回我々は二枚のバレーPhCをツイスト積層させたモアレ超格子について数値計算を行い、広いツイスト角において光局在が生じることを見出したので報告する。