[17p-B3-1~18] 6.1 強誘電体薄膜

15:15 〜 15:30

[17p-B3-9] 強相関強誘電体YMnO₃ 薄膜の電子準位と光誘起電流

〇市川 颯大¹、吉村 武¹、藤村 紀文¹ (1.大阪公立大工)

キーワード：

強相関強誘電体、光誘起現象

六方晶系RMnO₃ (R = 希土類元素) の1つであるh-YMnO₃はc軸方向に強誘電性、低温下でab面内に反強磁性を有するマルチフェロイックな強相関強誘電体として知られており、本研究室はこれまでに、YMnO₃エピタキシャル薄膜を用いてその電子構造を明らかにしてきた[3]。今回は、YMnO₃エピタキシャル薄膜のバンドギャップ内の電子遷移に由来する光誘起電流の起源について検討した結果を報告する。