講演情報

[18a-B4-8]容量補償用ピペットを有する走査型イオン伝導顕微鏡におけるバイアス変調モードでの応答特性の改善

〇猪股 仁志1、中澤 謙太1、永田 年2、河崎 秀陽2、星 治3、岩田 太1 (1.静岡大院工、2.浜松医科大学、3.東京医科歯科大学)

キーワード:

走査型イオン伝導顕微鏡

バイアス変調モードでの走査型イオン伝導顕微鏡(SICM)において容量補償用ピペットを用いることで測定時間を短縮化する手法を開発した.バイアス変調モードでは,ピペット壁より発生する容量成分により測定時間が長期化する.そこで,容量補償用ピペットを用いて差動検出することで容量補償し,測定時間を短縮化した.また,本手法は外部からの容量結合ノイズも相殺できるため直流電圧によるSICMにおいても優位性も示した.

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