講演情報
[18a-B5-3]確率的クロスバーアレイを構築するための超伝導シナプスの動作実証
〇羅 文輝1、竹内 尚輝2、陳 オリビア3、吉川 信行1 (1.横浜国大IAS、2.産総研G-QuAT、3.九州大学)
キーワード:
超伝導回路、確率的演算、クロスバーアレイ
本研究では、確率的演算ベースの超伝導クロスバーアレイ(SC-CBA)を構築するため、クロスポイントのスイッチ素子である確率的超伝導シナプス回路の提案および動作実証を行う。
超伝導シナプス回路は、SFQコンパレータであり、制御電流を調整することで、出力ビット列に含まれる1の確率と入力ビット列に含まれる1の確率の比率を制御できる。しかし、個々のSFQコンパレータの制御電流を調整するためには、たくさんの入力ケーブルが必要になり、SC-CBAのスケーラビリティが低下してしまう。そこで、JJをdc-SQUIDに置き換えて、磁束D/A変換器によりdc-SQUIDへの印加磁束をオンチップで調整することで、スケーラビリティの高い制御を目指す。
超伝導シナプス回路は、SFQコンパレータであり、制御電流を調整することで、出力ビット列に含まれる1の確率と入力ビット列に含まれる1の確率の比率を制御できる。しかし、個々のSFQコンパレータの制御電流を調整するためには、たくさんの入力ケーブルが必要になり、SC-CBAのスケーラビリティが低下してしまう。そこで、JJをdc-SQUIDに置き換えて、磁束D/A変換器によりdc-SQUIDへの印加磁束をオンチップで調整することで、スケーラビリティの高い制御を目指す。
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