講演情報

[18a-B6-7]分子混合効果による層状有機半導体の極性結晶構造の発現と制御

〇黒田 清太1、二階堂 圭1、正力 健太郎1、高橋 陽太郎1,2、井上 悟1、長谷川 達生1 (1.東大院工、2.理研 CEMS)

キーワード:

半導体、有機半導体

フッ素置換基を持つ4F-Ph-BTBT-C10、及び3F-Ph-BTBT-C10と、非置換のPh-BTBT-C10をそれぞれ等モル比で混合した混合系の薄膜結晶を作製したところ、SHG(第二高調波発生)の測定結果から面直および面内方向に分極を持つ極性結晶構造であることが分かった。またSHG強度の入射/出射偏光角依存性をプロットしたところ、フッ素置換位置の違いにより異なる信号パターンが見られた。講演では各混合系の結晶構造と、二次非線形感受率χ(2)の異方性の関係について議論する。

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