講演情報

[18a-C301-5]実用熱電材料Bi2Te3-xSexのラマン振動モードのエネルギーと半値幅に対するSe置換の影響

〇劉 鋭安1、宮田 全展1、小矢野 幹夫1 (1.北陸先端大)

キーワード:

ラマン分光法、ビスマステルル、フォノン

我々は,Bi-Te系熱電材料のラマンスペクトルの半値幅やラマンシフトを解析することで,格子振動の非調和性を調査し,低熱伝導率の起源を探究している.前回の発表では,フォノン散乱過程における非調和性の評価に有効であることを示した.今回は,優れた熱電性能を持ち,広く実用化されているSe置換した熱電材料を対象とし,各振動モードのフォノンエネルギーの温度変化率や半値幅のブロードニングがSe置換量によってどのように変化するかを明らかにする.

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