講演情報

[18a-C301-7]多相からなるAg3SnP7焼結体における複合効果の検討

〇(DC)中村 太一1、宮田 全展1、小矢野 幹夫1 (1.北陸先端大)

キーワード:

熱電材料、リン化物、複合材料

我々は,リン化物半導体Ag3SnP7と縮退半導体Ag6Si6Sn4P12を含む計6相で構成された,多相からなるAg3SnP7焼結体の熱電物性に注目している.本講演では,有効媒質近似の解析結果から,単相で得られた各相の物性では多相焼結体の物性を説明できないことを明らかにした.多相焼結体の物性を説明するには,Ag3SnP7が縮退半導体となる必要性が示唆された.

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