講演情報

[18a-C31-2]自己組立薄膜の機能化に向けたナノマテリアル分散体の導入

〇後藤 東一郎1,2、佐藤 有弥1、酒井 洸児1,2、水野 陽介1,2、山口 真澄1,2 (1.NTT物性基礎研、2.NTT BMC)
PDFダウンロードPDFダウンロード

キーワード:

自己組立、グラフェンインク、ニューロン

我々はこれまで、グラフェンとパリレン薄膜から成る薄膜の自己組立により円筒電極を得て、その中での神経細胞の培養と信号の計測に成功しているが、生体デバイスに応用するためには、用いる細胞に応じた柔軟な設計自由度や物理化学的特性を持たせることが望ましい。しかし、自己組立にはグラフェンとパリレンとの機械特性が肝要であり、これに代わる材料の置き換えは容易ではない。本研究では、グラフェン転写と比べて成膜が容易で、自己組立の過程に機械的な影響を及ぼさずに他の二次元材料を導入する手法として、ナノマテリアルの分散体をスピンコートする手法を提案する。

コメント

コメントの閲覧・投稿にはログインが必要です。ログイン