講演情報

[18a-P01-3]誘電体球を用いた電子顕微鏡内レーザー照射時のWGMスペクトルマッピング

〇安達 良和1、Izzah Machfuudzoh1、杉本 泰2、藤井 稔2、三宮 工1 (1.東工大、2.神戸大)

キーワード:

WGM、カソードルミネセンス、スペクトルマッピング

球状または円形の共振器に閉じ込められた光はWhispering Gallery Mode (WGM)と呼ばれ、円周が波長の整数倍で共振が起きる。共振ピーク波長は温度でシフトし、これにより光学測定で温度を測定可能である。以前、電子顕微鏡内でWGMを使ったSi球の温度計測を行ったが、内部温度分布は不明であった。STEM内でレーザーと電子線を同時照射し、Si球のWGMスペクトルをマッピングした。レーザー強度を0μWから40μWに上げると、Si粒子の一部でレッドシフトが観測された。

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