講演情報

[18p-A31-16]F2/Ar/H2ガス系を用いたSiO2膜のクライオエッチングにおける反応メカニズム解明

〇加藤 有真1、片岡 淳司1、斎藤 僚2、飯野 大輝1、福水 裕之1、佐藤 哲也2、栗原 一彰1 (1.キオクシア株式会社、2.山梨大・工)

キーワード:

クライオエッチング、シリコン酸化膜

室温から-150 ℃までの低温領域においてF2/Ar/H2の混合ガス系によるSiO2膜のクライオエッチングの挙動と反応メカニズムをIn-situ分析を用いて調査した。エッチレート(ER)が最も速いのは-100 ℃であり、-100 ℃までは表面に凝縮したH2Oの効果で、エッチャントとなるHFが表面に共吸着しERが増加する。-100 ℃以下では反応生成物であるSiFxが揮発しなくなりERが低下する。

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