講演情報

[18p-A32-11]大気圧プラズマ液体相互作用を利用したベンゼン-フェノール変換における生成フェノール濃度の作動ガス種依存性

〇林 ロバート勇斗1、稲垣 慶修1、高草木 達2、佐々木 浩一1、白井 直機1 (1.北大工、2.北大触媒研)

キーワード:

大気圧プラズマ、気液界面プラズマ、プラズマ有機合成

フェノールは化学工業において重要な化合物であり現在主流のクメン法に代わる効率的で環境負荷の低いフェノール合成法が活発に研究されている。我々は, これまでにベンゼンとプラズマ照射水を混合することで, フェノールが生成することを見いだした。本講演ではベンゼンと混ぜるプラズマ照射水の生成に, 作動ガスとしてヘリウムを利用した場合と乾燥空気を利用した場合でのフェノール生成濃度の時間変化について報告する。

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