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[18p-B1-1]“光イオントロニクス”観点から見たCIGS光電極の水分解キャリアダイナミクスの検討

〇植田 かな1、杉山 睦1,2 (1.東理大 創域理工、2.東理大 総研)
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キーワード:

光イオントロニクス、光電極、イオニクス

一般に光電極は、材料の光吸収によるキャリア励起・ドリフトなどの“物理的要素(光エレクトロニクス)”と、イオン伝導や電解などの“化学的要素(イオニクス)”が同時に生じることによって水素が生成するが、これまでは各分野の専門家による片面からの研究が主流であった。高効率水素生成デバイス実現のためには、物理・化学“両面”からキャリアダイナミクスを検討するための、光イオントロニクス(=光エレクトロニクス+イオニクス)の概念を提唱し、新たな材料評価手法の確立が重要となる。本研究ではCIGS光電極in-situ測定の提案により水分解反応時光電極/水溶液界面付近のキャリアダイナミクスを観測することで、光イオントロニクス観点からの水分解反応メカニズムの解明に向けた検討を行った。

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