講演情報

[18p-C31-1]トリメリト酸を受容部に用いた甘味センサの膜電位と応答の相関解明による感度向上

〇渡辺 竜吉1、久村 壮次郎1、木村 俊輔2、都甲 潔2 (1.九大シス情、2.中村学園大)
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キーワード:

味覚センサ、甘味、脂質高分子膜

現在、食品の味を数値化する手法として脂質高分子膜を用いた味覚センサが活用されている。甘味センサにおいては、主に甘味を司る単糖類や二糖類(無荷電甘味物質)に対して選択的に応答することが肝要である。無荷電甘味用のセンサは既に実用化されているが、他の味物質との夾雑下において有意な電位応答を得ることが困難である。本研究では膜組成や膜電位が糖応答に与える影響を解析し、糖に対する感度や選択性の向上に成功した。

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