講演情報
[18p-C32-6]金ナノ構造を用いたin situ 表面増強赤外吸収分光法によるタンパク質の二次構造解析
〇山田 博之1、長尾 忠昭1,2 (1.物質材研、2.北大理物)
キーワード:
表面増強赤外吸収分光、リゾチーム、その場観察
本研究では、PBS水溶液中で金ランダムナノ構造表面に吸着したリゾチームの二次構造をin situSEIRAで解析した。金ナノ構造はSi ATR結晶上に反応溶液を流す無電解メッキ法で作製し、次に当該反応溶液を100 μMのリゾチームPBS水溶液で置換して金表面にリゾチームを吸着させた。その結果、バルクと比較してアミドⅠ領域の赤外吸収スペクトル形状に差異が認められ、二次構造変化が示唆された。
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