講演情報

[18p-D62-15]自然環境におけるヨウ素同位体システムの研究3

〇松崎 浩之1、戸谷 美和子1、斉 遠志1、山形 武靖1 (1.東大MALT)
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キーワード:

ヨウ素同位体システム、宇宙線生成核種、天然ウラン

大気・表層海水・海洋(深層)・堆積物/地殻の4ボックスモデルを考え、宇宙線による129Xe(n, p)129I反応および、天然238Uの自発核分裂による129Iの生成、さらにボックス間のヨウ素の適当な交換速度を仮定すると、海洋と堆積物で、異なる平衡同位体比(129I/127I)が共存できることが示された。このモデルを精緻化するため、宇宙線反応の緯度依存性とより精密なウラン濃度分布を考慮に入れる。

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