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[18p-D63-3]棒状分子による高密度な表面偏析単分子膜の形成と非対称な電気伝導特性の発現

〇横山 高穂1、但馬 敬介1 (1.理研CEMS)
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キーワード:

自己組織化、単分子膜、有機半導体

フルオロアルキルを有する分子が自発的に薄膜表面に偏析して形成される2次元の修飾層を表面偏析単分子膜(SSM)と呼ぶ。本研究では、ビフェニルを有し分子間に適度な相互作用をもたせた棒状分子を合成した。この分子は、P3HT上で密に配列したSSMを形成し、双極子モーメントの影響で最大1.5 eVの真空準位シフトを生じることを見出した。この真空準位シフトによる界面での電気伝導における非対称性を観測した。

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