講演情報
[18p-P01-13]生体機能・微量元素同時分析を目的としたイオンビーム誘起発光(IBIL)分光イメージングを実現させるための顕微光学系の開発
〇(M1)中妻 愛友美1、大塚 勇輝1、西澤 諒1、三輪 美沙子1、遠山 翔1、加田 渉1、松山 成男1 (1.東北大工)
キーワード:
PIXE、IBIL、顕微光学系
MeV級のイオンビームを用いた分析(IBA)のうち、粒子線励起X線(PIXE)分析法は極めて高感度な元素組成分析として、環境/農業/医療分野で応用されている。PIXEに併用可能な分析法として、IBIL/IBIF分析法が存在する。可視光領域近傍のIBILから得られる情報は多様であり、対象試料の化学形態や生化学情報と相関がある。しかしながら、微弱光分光や、集束イオンビームと併用したIBILのイメージングに対応できる検出器や分光体系が未整備である。本研究では、IBIL/IBIF専用の光学系の改良と高感度分光器の開発を行った。バンドルファイバを用いた光学系、さらにはビーム収束点と光学系の焦点を共有した光学系を新たに設計することで、最適なIBIL/IBIF分析体系の確立を目指した。
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