講演情報

[18p-P01-14]小型Si 半導体素子を用いた診断用X 線のリアルタイム計測の試み

〇(D)松本 卓己1、稲葉 洋平2、松本 真之介3、加田 渉1 (1.東北大量子、2.東北大医、3.東京都立大)
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キーワード:

半導体検出器、リアルタイム計測

放射線画像を用いながら非侵襲的に行う治療法である画像下治療(Interventional Radiology: IVR)技術は年々その需要が高まっている。一方で、IVRにおける線量計測や防護は、医療従事者と治療対象の患者双方に課題が残っている。治療診断の品質保証・品質管理の向上や問題箇所の把握には、治療・診断場でのリアルタイム放射線モニタリングが求められている。これらの課題に対し、本研究では、全方位検知の球状放射線センサー素子を用いた線量計測装置を構築した。X線画像診断装置を使用して直接照射実験において、画像診断装置の出力パルス長に応じた過渡電流が測定された。今後、角度依存性やエネルギー依存性を評価することで、本線量計の有用性評価が可能となる。

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