講演情報
[18p-P04-5]光電子収量分光における自動解析の検討
‐N・P型Siスペクトルの解析-
〇柳生 進二郎1、長田 貴弘1、劉 雨彬2、中島 嘉之2 (1.NIMS、2.理研計器)
キーワード:
自動解析、PYS、セグメント回帰
光電子収量分光(PYS)は、金属や半導体の仕事関数やHOMOレベルを解析できる技術である。しかし、手動解析には時間がかかり、精度が悪い。そこで、自動解析手法を開発した。1/n-Power Plot法はべき乗数を用いた自動解析であり、PW法はセグメント回帰を利用する。測定したSi試料のデータを自動解析すると、手動解析と比べて大幅に時間が短縮され、精度も向上する。特にPW法はスペクトルの変化点を正確に検出できる。
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