講演情報

[18p-P04-6]大気中光電子収量分光を用いた金属実表面の光電子放出特性の連続測定

〇中島 嘉之1、劉 雨彬1、柳生 進二郎2、長田 貴弘2 (1.理研計器、2.NIMS)

キーワード:

大気中光電子収量分光、金属表面、仕事関数

大気中光電子収量分光(PYSA)は、試料を真空に入れる事なく、光電子放出特性を大気中で極めて簡単に測定できる。データから得られる仕事関数や光電子放出量を指標に、単分子吸着から数十nmまでの深さの表面情報を得られるので、実表面の初期酸化や再汚染過程の解明が期待される。酸化・汚染皮膜を研削で除去したAuとAl表面の研削後の仕事関数、光電子放出量の変化の大気中でのin-situ測定結果を報告する。

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