講演情報

[18p-P08-5]変位電流測定法によるエキサイプレックスアップコンバージョン型有機ELデバイスの特性評価

〇(M1)永濱 輝1、森本 勝大2、中 茂樹2 (1.富山大院理工、2.富山大学術研究部工学系)
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キーワード:

有機EL、変位電流測定法、エキサイプレックスアップコンバージョン

従来の有機ELデバイスは、発光層内で電荷再結合し発光するため、発光材料のエネルギーギャップ相当の電圧印加が必要とされてきた。我々は低電圧化の戦略として、エキサイプレックスアップコンバージョン型有機EL (ExUC-OLED)を見出した。ExUC-OLEDでは三重項三重項アップコンバージョン(TTU)を経由することで低電圧化に成功しているが、その動作機構の詳細な解析は進んでいない。本研究では、ExUC-OLEDの詳細な動作機構の解明を目的として、変位電流測定法(DCM)を用いて、ExUC-OLEDの電荷の注入、輸送、蓄積過程の評価を行った。

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