講演情報
[19a-A32-6][第56回講演奨励賞受賞記念講演] リーダ-ラガード関係を用いた意思決定における周波数差検知による高速化
〇平 英駿1、巳鼻 孝朋1、André Röhm1、菅野 円隆2、内田 淳史2、堀﨑 遼一1、成瀬 誠1 (1.東大情理、2.埼玉大)
キーワード:
半導体レーザ、レーザカオス、意思決定
光意思決定において, 相互結合された半導体レーザで見られるリーダー-ラガード関係の判定に従来用いられていた相互相関値は計算コストが重いという問題があった. この課題を解決するため, 本研究では光周波数差を新たな判定指標として導入し, 90°光ハイブリッドを応用して情報を復元した. この指標を用いて多腕バンディット問題を解析し, 従来法より高速な意思決定が可能であることを実証した.
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