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[19a-B3-7]Q-carbon の強磁性に関する第一原理計算

〇YUE QIANG1、横谷 尚睦1、村岡 祐治1 (1.岡山大基礎研)
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キーワード:

非晶質炭素、第一原理分子動力学計算、強磁性

新たな炭素系物質 Q-carbon はレーザーアニーリング法による非平衡プロセスの中で形成される [1]。Q-carbon は高 sp3量(75% – 85%)を有し、室温で飽和磁化 0.4 μB/atom の強磁性を示すことが知られている[2]。強磁性のメカニズムに関しては、理論[3] [4]において 3.4 g/cm3以下の密度を持つ系で計算がなされているが、実験結果を説明できる結論には至っていない。近年、実験により Q-carbon の密度は 5.0 g/cm3であることが報告された[5]。そこで本研究では、高密度を有する非晶質炭素体(5.24、5.46、5.63 g/cm3)に注目して、スピン制限第一原理計算を実施した。

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