講演情報
[19a-P02-10]中赤外光音響分光法による非侵襲血中成分分析 ―変調周波数制御による深さ方向分析-
〇(M1)武田 侑純1、木野 彩子1、松浦 祐司1 (1.東北大工)
キーワード:
光音響分光法、中赤外
試料に中赤外光パルスを照射すると,光吸収により生成した熱パルスが,試料に隣接する空気中に音響波を生じさせる.これを検出する光音響分光法は,エバネセント場のしみ込み深さに制限される一般的なATR法と異なり,光侵入長で測定深さの最大値が決定するため,より深部の生体組織成分を非侵襲で分析する手法として有用である.本研究では,光音響分光法において,測定深さが変調周波数に依存することを利用して,皮膚深部の情報を顕在化させることを試みたので報告する.
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