講演情報

[19a-P02-2]円偏光散乱によるがん検出評価のための生体ファントム実験

〇(M1)マスキー ラジャ マイク1、江角 朝登1、西沢 望1 (1.北里大理)

キーワード:

円偏光、光学生検、光散乱

生体組織内部での円偏光の偏光解消は内部の細胞核径に依存することから細胞核異型を伴う癌組織の検出に有効であると考えられている。複雑な生体組織中での偏光解消の主因を明確化するため、複雑な構成体の寄与を除外した生体模型を作製し、その円偏光応答を比較した。紫外線硬化樹脂とポリスチレンビーズにより作製した生体模型からは数密度に依存した円偏光解消が得られ、単分散した理想的な生体模型が作製できたと考えられる。

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