[19a-P05-1~13] 3.8 テラヘルツ全般

[19a-P05-3] THz時間領域分光用光源としての戻り光を持つ利得変調半導体レーザー

〇(M1)楠 海侑¹、和田 健司²、松山 哲也¹、岡本 晃一¹、桒島 史欣³ (1.阪公大工、2.阪公大研究推進、3.福工大)

キーワード：

テラヘルツ波、テラヘルツ時間領域分光法、半導体レーザー

THz時間領域分光法（THz-TDS）は，室温でTHz領域の分光を可能とする優れた手法であり，THz分野の進展を牽引してきた基盤技術である．我々は，戻り光を持つMMLDからピコ秒パルス発振を伴う間欠性カオス発振が出力されるとき，高効率なTHz-TDS出力が得られることを数値的に見積もった．今回は，MMLDをピコ秒光源とするために利得変調を施し，戻り光を付加したときのTHz-TDS出力について，レート方程式を用いて数値的に調べた．