講演情報

[19p-A31-7]単層WSe2電流励起発光素子への高密度電流注入

〇大井 浩司1、欧 昊1、蒲 江2、遠藤 尚彦3、宮田 耕充3、竹延 大志1 (1.名大工、2.東工大理、3.都立大理)
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キーワード:

二次元材料、電流励起発光

当研究グループは遷移金属ダイカルコゲナイド単層膜に対し、電解質を用いた電気二重層発光素子(EDLED)による電流励起発光を報告してきた。しかし、レーザー素子まで見据えた高電流密度の実現は電解質の酸化還元電位により困難であった。そこで本研究は電解質のガラス転移による酸化還元反応を抑制することで、単層膜TMDC電流励起発光素子において最も高密度な電流(680 kA/cm2)を実現した。講演では高密度電流印加時の発光特性についても議論する。

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