講演情報

[19p-A32-1]167Er3+:Y2SiO5結晶における超微細準位間隔の同定

〇(DC)安井 翔一郎1,2、稲葉 智宏1、石澤 淳3、日達 研一1、尾身 博雄4、松浦 求磨2、鍜治 怜奈2、俵 毅彦3、足立 智2、Xuejun Xu1、眞田 治樹1 (1.NTT物性基礎研、2.北大院工、3.日大、4.大和大)

キーワード:

光量子メモリ、希土類イオン添加結晶、スペクトルホールバーニング

通信波長帯光子でアクセス可能な167Er3+:Y2SiO5結晶が有望な量子メモリ材料として注目されている.167Erイオンは,超微細準位構造の複雑さから各準位間隔やポピュレーションの定量的な評価は困難であった.今回は,スペクトルホールバーニング(SHB)法により実験的に準位間隔を同定し,得られたSHBスペクトルのシミュレーションをおこなった.その結果,SHB スペクトルを再現でき,超微細準位間隔の理論・実験の両側面からの同定を実現した.

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