講演情報

[19p-C302-12]アルカリ金属水酸化物処理を行った高性能ペロブスカイト太陽電池

藤田 悠希1、郭 章林1、〇松島 敏則1 (1.九大WPI-I2CNER(CESD))
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キーワード:

ペロブスカイト、太陽電池、アルカリ金属水酸化物

ペロブスカイト太陽電池の性能は飛躍的に向上し、実用化に向けての研究・開発が進められている。光電変換性能を向上させるためにペロブスカイト層表面の欠陥パッシベーションが用いられる。さらに、ペロブスカイト層下部の輸送層の表面処理も重要である。SnO2電子輸送層の表面をKOHにより処理すると光電変換性能が向上することが知られている。本研究では、様々なアルカリ金属水酸化物を用いてSnO2電子輸送層の表面処理を行った。適切なアルカリ金属水酸化物の選択および表面処理法の最適化を行うとデバイス性能が大きく向上することを見出した。具体的には、最初にKOH、次にCsOHを用いた逐次処理を行うと、光電変換効率と高温耐久性が同時に向上することを見出した。

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