講演情報

[19p-D61-12]TlBr半導体検出器の多変量解析による信号処理

〇(B)田中 清志朗1、渡辺 賢一1、長谷川 創大1、須貝 優介1、人見 啓太朗2、野上 光博2 (1.九州大工、2.東北大工)
PDFダウンロードPDFダウンロード

キーワード:

半導体検出器、臭化タリウム

ガンマ線検出器材料として期待される臭化タリウム(TlBr)は、室温動作が可能で高い検出効率が期待されているが、正孔の移動度が低く、高いエネルギー分解能を得るには単性電荷有感型検出器とする必要がある。ガード電極付き単ピクセル検出器は有感体積の増大が課題である。本研究では、印可電圧に電位差をつけることによる有感体積の拡大と多変量解析に基づく信号波高補正法により検出効率とエネルギー分解能の両立を目指す。

コメント

コメントの閲覧・投稿にはログインが必要です。ログイン