講演情報

[19p-P07-2]100 μm/hを超えるGaInP太陽電池の超高速HVPE成長

〇(M1)近藤 圭悟1,2、大島 隆治2、庄司 靖2、牧田 紀久夫2、清水 裕大3、生方 映徳3、徳永 裕樹3、菅谷 武芳2、岡野 好伸1 (1.東京都市大、2.産総研、3.大陽日酸)

キーワード:

太陽電池、III-V族化合物半導体、ハイドライド気相成長

HVPE法はIII-V族太陽電池の新たな低コスト製造方法として期待されている。GaInPトップセルの高速化を目的として、p-GaInPベース層の成長速度を36 μm/hから121 μm/hまで変化させたGaInP単接合太陽電池を作製し、評価した。全てのセルで約9.5%の変換効率、0.83以上のFFが得られ、GaInPセルとして最も高速な121 μm/hの高品質なセル動作に成功した。一方で、VOCは36 μm/hの1.40 Vから121 μm/hでは1.34 Vと若干低下したが、これはキャリア濃度が低減したことが原因と考えられる。

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