講演情報

[20a-A31-10]W6Te6原子細線への金属原子挿入と光学特性

〇(D)夏井 隆佑1、中西 勇介1、劉 崢2、グエン フン タン3、林 永昌2、遠藤 尚彦1、末永 和知4、齋藤 理一郎3、宮田 耕充1 (1.都立大理、2.AIST、3.東北大理、4.阪大産研)

キーワード:

ナノワイヤー、角度分解偏光ラマン分光法、インターカレーション

三元系遷移金属モノカルコゲナイド(三元系TMM)は、A2M6X6(M:遷移金属, X:カルコゲン, A:アルカリ金属など)で表され、異方的な電子構造から注目されている。最近、我々はW6Te6束の大面積成膜に成功した。このW6Te6束にA金属を挿入するという従来の固相合成法と異なる方法で新たな三元系TMMを実現した。本発表では、W6Te6束への気相法によるIn原子の挿入手法と、その構造・光学特性の評価について報告する。

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