講演情報

[20a-B6-1]カチオン包接体を導入したハイドロゲルの熱化学電池への応用

〇(M2)五百川 創志1、蒲谷 勇樹1、木戸脇 匡俊2、下村 武史1 (1.農工大院工、2.芝浦工大院理工)
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キーワード:

熱化学電池、包接解離平衡、ゼーベック係数

ハイドロゲルでは、熱ガルバニ効果によりゼーベック効果を上回る、数mV/K程度の高い熱電性能が報告されている。本研究ではカチオンを包接可能な環状分子ククルビットウリルをハイドロゲルの骨格に固定し、酸化還元種アニオンの輸送性を向上させた熱化学電池の作製を試みた。ククルビットウリルの導入により、イオン伝導度、ゼーベック係数、電力の向上がみられたが、電極界面の電気二重層や酸化還元反応への影響も示唆された。

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