講演情報

[20a-B6-3]半導体性カーボンナノチューブを用いた高感度赤外熱電センサ

〇(M2)石原 誠之1、鈴木 大地2、山雄 健史1、野々口 斐之1 (1.京工繊大院工芸、2.産総研)

キーワード:

単層カーボンナノチューブ、光熱電効果、赤外センサ

単層カーボンナノチューブ (SWCNT) が示す遠赤外領域のプラズモン共鳴励起と後続する発熱、昇温による熱電応答の組み合わせは赤外線の検出を可能とする。このSWCNTが示す疑似的な光熱電 (PTE) 効果は非冷却および広帯域の光検出を実現する。本研究では高純度半導体性SWCNTの疑似PTE効果を利用した赤外熱電センサを作製し、遠赤外・テラヘルツ光照射によりmVを超える疑似PTE応答を実証した。

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