講演情報

[20a-C302-6]π共役系高分子を正孔輸送材料に用いた太陽電池の作製(Ⅳ) -共重合比の影響-

〇(M2C)指田 結衣1、藤田 正博1、陸川 政弘1、竹岡 裕子1 (1.上智大理工)
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キーワード:

ペロブスカイト太陽電池、正孔輸送材料、共役系高分子

ペロブスカイト太陽電池(PSC)の正孔輸送材料(HTM)としてSpiro-OMeTADが主に用いられるが、添加するドーパントの吸湿性による耐久性の低さが問題となっている。これまでの研究では、poly(3-hexylthiophene)(P3HT)をHTMに用いて評価を行った。本研究では正孔輸送性の向上を目的として、スルホ基を側鎖末端に有し共重合比の異なる二種類の自己ドープ型の共役系ポリマー(SHTmHTn)をHTMに用いて評価を行った。SHT34HT33をHTMに用いたPSCはP3HTを用いた場合より高い発電効率を示し、自己ドープの効果が示唆された。

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