講演情報
[20a-P03-11]光散乱特性に基づいた細菌細胞の活性評価
〇床並 朗1、河中 弥哉2、池田 光1、定永 靖宗1,2、椎木 弘1,2 (1.大阪公立大院工、2.大阪府立大工)
キーワード:
細胞活性、散乱光計測、暗視野顕微鏡
テトラゾリウム塩の一つMTTは膜透過性を有し,生細胞内で電子伝達体と反応して還元される。このときMTTは不溶性ホルマザンに変換されて細胞内に沈着する。活性が高い細胞ほどホルマザン生成量が多く,暗視野顕微鏡下では赤色結晶粒子の形成が顕著であった。この結晶粒子の光散乱特性に着目した計測によって単一細菌細胞の活性の定量的評価に成功した。本発表では,種々の殺菌処理が与える効果について検討した。
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