[20a-P03-1~29] 12.6 ナノバイオテクノロジー

[20a-P03-13] 膜流動性に基づく心筋細胞の時空間計測

〇山田 悠雅¹、吉川 洋史¹、氏原 嘉洋²、松﨑 賢寿¹ (1.大阪大工、2.名古屋工業大工)

キーワード：

膜流動性、心筋細胞、蛍光イメージング

心筋細胞は、細胞内の骨格構造が分子モーターとして収縮・弛緩し、それが細胞膜を介して隣接細胞へと伝搬することで規則的に拍動する。しかし、隣接細胞同士をつなぐ細胞膜の物性がどのように心臓の拍動を制御しているかは未解明であった。本研究では細胞膜の物性の一つである膜流動性に着目し、正常な心筋細胞の膜流動性について時空間分布の計測に取り組み、細胞の成熟化とともに膜流動性が低下することを見出した。