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[20a-P03-19]凖弾性レーザー散乱法を用いた細胞透過性タンパク質とリン脂質単分子膜の相互作用の研究

〇牧野 瑞希1、藤田 裕嗣1、佐野 健一1、池添 泰弘1 (1.日本工大院工)
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キーワード:

凖弾性レーザー散乱法、細胞透過性タンパク質、リン脂質

細胞膜は、シグナル伝達や物質移動などの生化学的プロセスにおいて重要な部位であるが、物質が細胞に取り込まれるような時には、細胞膜の表面張力に変化が生じることが予想される。本研究では、表面張力を非接触で測定できる準弾性レーザー散乱(QELS)法に基づく自作装置を用い、タンパク質溶液表面のリン脂質単分子膜の表面張力の経時変化を測定した。実験結果は、本手法が生体膜の研究に有効であることを示唆するものであった。

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