講演情報
[20a-P03-6]単分子計測を用いた酸性条件下におけるL-ドパ/ドーパミン識別
柳 智浩1、〇小本 祐貴1、大城 敬人1、谷口 正輝1 (1.阪大産研)
キーワード:
単分子計測、BJ法、機械学習
L-ドパはドーパミンとの相互作用が注目される神経伝達物質であり、選択的に検出する手法が望まれている。我々は、単分子計測に注目し、L-ドパとドーパミンを検出、識別する手法を開発することを目的に実験を行った。pH7での測定では2種の分子の伝導度が近く、シグナルを識別することはできなかった。pH3で計測を行うことにより、L-ドパの電流は上昇、ドーパミンの電流は減少し、2分子を精度0.74で識別することに成功した。
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